2023/01/06
新年の目標を立ててみました/「As is」と「To be」で目標を導き出す
みなさま、新年あけましておめでとうございます。
2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始はどのようにお過ごしになったでしょうか?
SNS上では今年の目標を立てていた方を多く見かけました。
今年は娘が小学生に進学することもあり、私もこの先について考えてみました。
「え、今更?」と思った方、ちょっと待ってください(笑)
もう何年もプロとして顧客にライフプラン作成支援をしているのですから、当然自身もライフプランを作成したことは何度もあります。
しかし、1度ライフプランを作成したからといって終わりではなく、むしろ始まりなんですね。
・大きなパプニングが発生する(例えば、突然の相続や親の介護など)
・ライフプランを忘れる
・気持ちが変わる
・家族構成が変わる
ぱっと思いついただけでもライフプランを見直す理由が上記のように挙げられます。
特に「ライフプランを忘れる」「気持ちが変わる」なんてことは人間だもの、良くある事です。
ですから、年に1度くらいは思い出す作業も含めて確認し、必要に応じて修正する必要があるのです。
その際におすすめなのは、10年~15年スパンで検討することです。
これは人生100年を検討する必要がないといった話ではなく、人生100年プランを「ひとまず」作成している事が前提です。
一方で、今30代の方が60代・70代の自分を具体的に想像することは難しいですし、当然プランの精度も低いはずです。
10年後、15年後の自分や家族であれば比較的に想像が容易ですし、精度も高まります。
そこで私もあと14年で還暦となることから、60歳までの自分を想像しながらまず14年計画を作成してみました。私にとって重要なファクターは「家族(生活)」と「仕事」なので、その項目を作成しました。
このように家族の年齢を並べてみるだけで「娘の大学受験時に58歳か・・体力持つかな~」等と想像が捗ります。
高齢出産の私は、やはり娘の為にも健康維持・管理がより重要な目標となることが目を逸らしたくても突き付けられます・・・。
大方針は、人生の指針であり変更しない目標です。
過去に「マイクレド」(著者:浜口隆則・村尾隆介 かんき出版)を読みながら考えたもので1度も変更していません。
何か判断に迷ったときはここに立ち戻って判断をするようにしています。
14年年表を見ながら生活や仕事を具体的に想像します。
来年から娘は小学校に進学するので、それに伴い私の生活にも変化が起きることになります。
具体的には起床時間と就寝時間が変わること、長期休みがある8月・年末年始は仕事の時間を調整する必要がありそうです。
仕事の質量を落とさないためには、スケジュールをどう工夫すればいいかを考えることになります。
などなど、考えていると14年間の方針が浮かび上がってきます。
方針が浮かび上がると、あとは比較的簡単に今年の目標が決定していきます。
この手法は問題解決フレームワークAs-Is/To-Beと同じとなります。
なかなか楽しく、有意義な時間となったのでまだ目標を立てていない方がいたらおすすめです。
私は60歳になるまであと14年とキリが良かったので14年ですが、10年~15年であれば良いと思いますし、高齢の方はもっと短くても良いかもしれません。
この記事を書いたのは「梶原真由美」